e自民党の議論見守る

  • 2017.05.10
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2017年5月10日(水)付



安倍総裁の「改憲」意向に
記者会見で山口代表



公明党の山口那津男代表は9日午前、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が自民党総裁として「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と述べ、憲法9条を改正する意向を示したことについて、「(首相が)自民党総裁の立場で見解を語ったと受け止めている。従来の自民党の憲法改正草案とは違った視点であり、自民党内の議論を見守りたい」と述べた。

山口代表は、安倍総裁が9条1項、2項を堅持した上で、自衛隊の根拠規定を加える考えを示したことに関して、「国民の8、9割は自衛隊の存在を肯定しており、十分に国民に認知されている。憲法上どう表現するかは、わが党としても議論すべき課題だ」との考えを示した。

その上で、憲法改正については「国会の憲法審査会を通じて議論を深めていく。国民の理解を伴いながら合意形成に進んでいくのが、あるべき姿だ」と強調した。

受動喫煙を防止するための健康増進法改正案に関し、自民党が一定面積以下の小規模飲食店で「喫煙」「分煙」との表示をすれば喫煙を認める案をまとめたことには、「面積の基準をどう設けるかで効果が変わる。国際社会の流れに配慮し、最終案をまとめてもらいたい」と述べた。

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