e高卒認定、浪人生も対象

  • 2017.03.30
  • 情勢/社会
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公明新聞:2017年3月30日(木)付



「給付型」法案 参院審議入り
三浦氏に文科相が明言



公明党の長年の主張を受け、2017年度から創設される給付型奨学金を法的に位置付ける日本学生支援機構法改正案が29日の参院本会議で審議入りし、公明党の三浦信祐氏が質問に立った。

三浦氏は「給付型」の制度設計では、受給者の選考が「学校推薦」により行われるとされていることに言及。高校卒業程度認定試験や高校卒業後の浪人生でも「厳しい経済状況下で受験に挑戦している人がいる」と指摘し、対象に加えるよう訴えた。

松野博一文部科学相は「選考の対象とする予定だ」と明言。具体的な手続きとして、「貸与型」と同様に、高卒認定試験の出願者や合格者は「直接、日本学生支援機構に申し込みができる」、高校の既卒者は「卒業後2年以内であれば各高校に対し申し込みができる予定」と説明した。

さらに三浦氏は「貸与型」について、保証機関を利用する場合の保証料率引き下げや返還負担のさらなる軽減を要請。松野文科相は適切な保証料、返還困難者の対策の拡充に向け、「検討を進める」と答えた。

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