e自転車の業界誌で対談

  • 2017.03.23
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2017年3月23日(木)付



条例制定や環境整備を主導 違法駐輪が10分の1に
京都市議会公明党の吉田議員



京都市の自転車政策をリードしてきた市議会公明党の吉田孝雄議員が、このほど発行された自転車・バイク・自動車の駐車場業界の月刊専門誌「パーキングプレス」2月号の特集対談に登場し、話題になっている。

計6ページにわたる対談では、同誌発行人の森井博氏が、吉田議員の主導で2010年に施行された「京都市自転車安心安全条例」について、同市初の議員立法で実現した背景を質問。吉田議員は当時、自転車事故の補償や自転車走行のマナー問題、自転車を安全に走行できる道路環境の整備など、自転車にまつわる市民相談を相次いで受けていたことを挙げた。

その上で、条例制定後の反響として、40カ所を超える地方議会関係者や、100カ所以上の自治体自転車政策担当者の問い合わせ、視察があったことを紹介。吉田議員自身も自転車関連のセミナーの講師やNPO自転車活用推進研究会のパネル討論会のパネラー、京都市弁護士会の勉強会のゲストに呼ばれたという。

また、15年3月には「京都・新自転車計画」が策定され、自転車安全利用推進員の設置、全国初の市立校での交通安全教育の完全義務化、自動車教習所での自転車安全利用講習なども実現したと強調。さらに自転車走行レーンの設置、レンタルサイクルを使う外国人観光客向けの自転車観光情報の発信、駐輪場の整備を段階的に進めており、条例制定からの6年間で違法駐輪数は10分の1に減少したことも明らかにした。

今回の対談掲載を受け、吉田議員は「京都市の自転車政策を、部局を越えた総合的な戦略として、より一層推進できるよう頑張っていきたい」と語っていた。

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