e「豊洲」の都民見学会を

  • 2017.03.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年3月17日(金)付



「自画撮り被害」 防止策を検討
都議会予算特委で上野、栗林議員



東京都議会の予算特別委員会で、公明党から上野和彦議員(都議選予定候補=江戸川区)が15日、栗林のり子議員(同=世田谷区)が16日、質問に立った。

上野議員は、豊洲市場問題について、都民が正確な情報を基に冷静に理解するため、同市場見学会の開催を提案。小池百合子知事は「よい提案をいただいた」と応じ、検討する意向を示した。

また上野議員は、国内有数の野鳥の飛来地・葛西海浜公園(江戸川区)の干潟について、ラムサール条約の登録をめざす動きを紹介。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、登録を進めるべきだと力説した。小池知事は、国と連携して取り組むとし、「条約に基づくエリアとして登録し世界にアピールしたい」と述べた。

栗林議員は、自分の裸の画像をメールなどで送らされる「自画撮り被害」の防止に向けた取り組みをただした。廣田耕一青少年・治安対策本部長は「都青少年問題協議会で、悪質な働き掛け行為を条例で規制することも含め、効果的な未然防止策を検討する」と答えた。

また栗林議員は、特別支援学校に通う医療的ケアを必要とする生徒への支援について、医療連携推進協議会に障害部会を設置した世田谷区などを例示し、支援体制の構築を主張。梶原洋福祉保健局長は「来年度、新たに、地域で医療的ケア児の支援に関わる機関の連絡会を設置する」と述べた上で、区市町村と連携しつつ、支援を進めると答弁した。

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