e交流の場づくりが重要

  • 2017.03.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年3月13日(月)付



災害公営住宅など訪問
党岩手県本部のメンバー



公明党岩手県本部の議員、党員らは12日の復興会議後、6グループに分かれ、大船渡、陸前高田の両市で被災者と懇談し、復興への課題などを探った。

このうち伊達康子盛岡市議と小原享子北上市議のグループは、党員の新沼石男さんの案内で大船渡市内に建設された災害公営住宅を訪問した。

入居者の吉田秀男さん(58)・美智恵さん(46)夫妻は、震災の津波で自宅を流失。仮設住宅を経て2年前に盛町地区の災害公営住宅に入居した。美智恵さんは、「仮設の時と比べたら部屋は暖かいし、住み心地が良い」と喜びを語った。

一方で、猪川町地区の集合住宅に独りで暮らす太田朋俊さん(76)は、「周りは知らない人ばかりで寂しい」と近所付き合いの少なさを嘆いた。

伊達市議らは「心の復興へ、新たな住まいでコミュニティーを構築する仕組みを考えたい」と述べた。

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