e16年度第3次補正予算 

  • 2017.02.06
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月5日(日)付



北海道・東北豪雨、熊本地震からの復旧・復興を推進



総額6225億円の歳出追加を盛り込んだ2016年度第3次補正予算が1月31日の参院本会議で、自民、公明の与党両党や維新などの賛成多数で可決、成立しました。

今回の補正予算は、「相次ぐ自然災害や、テロをはじめとする国際社会の激動など、日本が取り組まなくてはならない喫緊の課題に対応するもの」(参院予算委員会での公明党の平木大作氏の賛成討論)です。

災害対策費を大幅に積み増し、1955億円を計上しました。昨年夏から秋にかけて北海道と東北を襲った豪雨・台風被害への対応として、公共土木施設の復旧や畜舎・ビニールハウスの再建、次期作付け支援などを実施。熊本地震からの復旧・復興に向け、災害廃棄物の処理費用を追加するほか、被災中小企業の再建を後押しするグループ補助金で生業の再生を進めます。

そのほかの災害についても、来年度予定分の事業を一部繰り上げて実施し、復興を加速化します。

一方、国連平和維持活動(PKO)、難民支援、アジア諸国のテロ対策支援に関する国際機関の分担金・拠出金などとして1685億円を計上。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射などに対応するため1706億円の防衛関連経費を盛り込み、警戒監視態勢の強化など自衛隊の安定的な運用態勢を確保します。

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