e生活環境の改善を急ぐ

  • 2017.01.12
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年1月12日(木)付



熊本地震被災道路 年度内に復旧が完了へ
熊本・大津町



熊本地震で被害を受けた、熊本県大津町を通る県道北外輪山大津線(通称・ミルクロード)と町道新小屋桜山線、同三吉原北出口線の道路舗装の補修工事が年度内で完了する見通しとなった。

公明党の吉田宣弘衆院議員と城下広作県議、とよせ和久町議(町議選予定候補)はこのほど、同町で行われた国や県、町による懇談会に出席し、これまでの取り組みを報告した。

ミルクロードは、熊本地震で通行ができなくなった国道57号の阿蘇方面への迂回路として、乗用車だけでなく被災現場に向かうトラックが走行。町民らは、騒音や振動、慢性的な渋滞の解消に向けて早急な改善を求めている。

国土交通省熊本河川国道事務所の岩熊真一・交通対策課長によると、国と県でそれぞれ修繕箇所の担当を決めて今月から工事を開始。報告会で岩熊課長は「住民の生活環境を改善できるよう、2016年度内で完了をめざす」と強調した。

城下県議は、町民を悩ませている夜間の通行について、「県警と連携して1月から通行規制を導入する」と述べた。

町民らは「大変ありがたい」と喜ぶ一方、「日に何度も揺れて眠れず、気分も悪い」と、さらなる環境改善を求める声が数多く上がった。

報告会の冒頭、家入勲町長は、熊本地震の発災直後から、公明党議員がすぐに対応に動いてくれたことに謝意を表明。吉田氏は「公明党のネットワークを生かし、被災地の課題を解決していく」と語った。

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