e徹底した防疫態勢を

  • 2016.12.21
  • 政治/国会

公明新聞:2016年12月21日(水)付



井上幹事長 鳥インフル対応、政府に要請



政府と自民、公明の与党両党は20日昼、国会内で協議会を開き、席上、公明党の井上義久幹事長は、新潟、青森両県や北海道に続いて、宮崎県でも高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認された問題について、政府側に「徹底した防疫態勢をとり、万全を期してもらいたい」と訴えた。

井上幹事長は、以前にも鳥インフルエンザが確認された宮崎県を調査した経験を踏まえ、「宮崎は養鶏場が密集した地域であり、しっかり対応に当たってほしい」と要請。菅義偉官房長官は、「年末年始の態勢は整えているが、もう一度、確認していく」と応じた。

沖縄県名護市沿岸に米軍の新型輸送機オスプレイが不時着した事故に関しては、党沖縄21世紀委員会(委員長=井上幹事長)などが事故原因の究明と再発防止策の徹底などを防衛省に申し入れたことに言及。その上で、19日午後に飛行が再開されたことに対し、「県民には厳しい意見がある。原因究明と再発防止について県民にしっかり説明し、理解を得られるよう徹底してもらいたい」と求めた。

一方、菅官房長官は、保育所の受け皿づくりや給付型奨学金の創設などを盛り込んだ2017年度予算政府案を、22日に閣議決定する方針を伝えた。

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