e北の暴挙、断じて阻止

  • 2016.12.02
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年12月2日(金)付



国際社会と共有し履行
山口代表



公明党の山口那津男代表は1日午前、東京都新宿区の党本部で行われた中央幹事会であいさつし、核実験を強行した北朝鮮に対して国連安全保障理事会が強く非難するとともに、制裁を強化する決議を採択したことに触れ、「(北朝鮮の)こうした暴挙が続けられることは断じて阻止しなければならない。決議を国際社会と共有しながら、東アジアの安定・平和をつくり出すことに貢献したい」と強調した。

この中で山口代表は、新たな制裁決議の意義について、これまでも北朝鮮が制裁を無視して弾道ミサイルの発射や核実験を続けてきたことを踏まえ、外貨獲得の手段である石炭輸出などを制限する規定を設けたことから、「一層、実効性のある決議を行った」との認識を表明。

その上で、「日本はこれまでの制裁を誠実に実行してきたが、この決議の趣旨を踏まえて、しっかり履行していくべきだ」と力説した。

また、新たな決議が北朝鮮国内の人権状況に踏み込んだことにも言及。日本人の拉致被害者も含む北朝鮮の人権・人道問題に対する国際社会の強い懸念が示されたことに留意すべきだと指摘した。

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