e画期的な治療の普及へ

  • 2016.11.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月17日(木)付



がん拠点病院を視察
大阪府議と熊野氏



大阪府議会公明党(林啓二幹事長)はこのほど、熊野正士参院議員と共に、泉佐野市にある高度がん医療拠点施設「メディカルりんくうポート」を視察した。

10月オープンの同施設は、ロート製薬株式会社が地域活性化総合特区に指定されている、りんくうタウン内に設置したもの。中には、血管内治療を主軸にした、がんの専門医院「IGTクリニック」が移転・入居している。同クリニックは、これまでの豊富な治療実績が評判を呼んでおり、国内外から患者を受け入れ、医療関係者に対する研修も行っている。

がんの血管内治療とは、カテーテルを使って、局所的に血管の流れを止め、抗がん剤を患部に効果的に投与して悪性腫瘍を縮小させたり、壊死させる療法で、薬の副作用や術後の身体的ダメージも少ないという。

一行は、最新のがん投薬治療の様子や病室を視察。温熱治療・ハイパーサーミアの医師から説明を受けた。視察後、八重樫善幸議員らは、患者の受け入れ状況や地元自治体、周辺医療機関との連携などについて、病院関係者と活発に意見交換を行った。

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