e防災へ関心高めよう

  • 2016.11.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年11月17日(木)付



気象協会配信の アプリ活用を呼び掛け
愛知・尾張旭市



愛知県尾張旭市は先ごろ、市民に防災への関心を高めてもらおうと日本気象協会が行っている「トクする!防災」プロジェクトの県内初の協力自治体になった。公明党の丸山幸子、片渕卓三、芦原美佳子の各市議はこのほど、市の担当者から同プロジェクトについて説明を受けた。

同プロジェクトは、同協会が配信しているアプリ「わが家の防災ナビ」などを通して防災力の向上をめざす取り組み。同アプリは、自宅の立地などに関する項目を入力すると最寄りの避難所までの避難経路が作成できたり、家族分の必要な備蓄品が一目で分かる。また、家族や友人などとグループを形成することで、災害時にはグループ内でメンバーの居場所確認が可能になる。

こうした"防災アクション"を行うと協賛企業からの非常食や便利グッズ、協力自治体のご当地グッズなどのプレゼントに応募できるポイントがたまる仕組み。同市の場合は、市のイメージキャラクター「あさぴー」がデザインされた文房具を提供する。市の担当者は、「アプリなどを通して防災への関心を高めてもらいたい」と語っていた。

丸山市議は、今年6月の定例会で「災害時だけでなく、日ごろの防災対策としても活用できる」と防災アプリの導入を訴えていた。

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