e経済、スポーツ交流で協力

  • 2016.11.04
  • 情勢/経済

公明新聞:2016年11月3日(木)付



山口代表 ニュージーランド大使歓迎



公明党の山口那津男代表は2日、東京都新宿区の公明会館でニュージーランド(NZ)のスティーブン・ペイトン駐日大使の表敬を受け、懇談した。

赤羽一嘉国際委員長代理(衆院議員)、平木大作、三浦信祐の両国際局次長(参院議員)が同席した。

山口代表は席上、参加国として早期発効をめざし、両国内でそれぞれ承認手続きが進む環太平洋連携協定(TPP)について、参加12カ国が努力を重ねて大筋合意してきた経緯を踏まえ、「再交渉の余地がないことを示すためにも早期に承認したい」と強調。ペイトン大使は、NZでも年内の承認をめざしていることから「日本が早期承認できれば弾みになる」と述べた。

さらに、山口代表は、TPP発効後、国内対策で日本の農業を守りながら、農産品の輸出支援に力を入れていく考えを説明。ペイトン大使は「質の高い日本の農産品は多くの国外市場に受け入れられる可能性がある」と評価する一方、経済協力の加速に期待を寄せた。

懇談ではスポーツ交流も話題に。ペイトン大使は、2020年の東京五輪・パラリンピックだけでなく、19年のラグビー・ワールドカップ日本大会について「NZからも多くの人が日本を訪れる非常に重要なチャンス」と指摘。山口代表は「楽しんでもらえるよう準備していく」と話した。

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