e台風10号養殖施設の激甚指定

  • 2016.10.19
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年10月19日(水)付



公明の尽力に心強い思い



観測史上初めて東北の太平洋側に上陸した台風10号によって、岩手県の水産業は深刻な打撃を受けました。

水揚げを目前に控えたカキの養殖施設が高波と流木で相次いで損壊。また、本県の主力魚種であるサケは本州一の水揚げ量を誇りますが、県内20カ所あるサケ・マスのふ化場では、浸水や土砂の流入で宮古市、岩泉町、野田村のふ化場4カ所が壊滅しました。

東日本大震災で壊滅的な被害を受けて5年余り。震災前と同様、4億匹の稚魚を放流する体制が整った矢先の災害で、約9000万匹の放流を断念せざるを得ない状態に陥りました。

私たち漁業者が困り果てる中、横山信一参院議員、真山祐一衆院議員ら公明党議員が、いち早く現場に駆け付け、被害状況をつぶさに調査してくれました。9月21日には、公明党の「平成28年8月台風災害対策本部」と復興・防災部会の合同会議に出席し、井上義久幹事長らが岩手県の水産漁業の被害状況についてこと細かに聞いていただき、大変、心強い思いがしました。

山口那津男代表、井上幹事長は本会議で養殖施設の早期復旧支援を訴えてくれました。震災以来となる「養殖施設の激甚災害指定」(10月7日)に際し、公明党には感謝に堪えません。

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