e保健福祉学に博士課程

  • 2016.10.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年10月14日(金)付



公明県議 来春導入の県立大訪れ懇談
神奈川県



公明党の亀井貴嗣・神奈川県議はこのほど、横須賀市にある県立保健福祉大学(中村丁次学長)を訪れ、同大学の大学院に2017年4月1日に開設される博士課程に関し、中村学長、中島栄一副学長と懇談した。

博士課程の開設は、亀井県議が以前から実現を求めてきたもので、昨年6月に行った亀井県議の定例会代表質問に対し、黒岩祐治知事が17年4月の開設をめざす考えを表明。今年3月31日に文部科学省に申請し、8月31日に認可された。

保健福祉分野の人材の育成や、健康寿命の延伸に取り組む教育者・研究者の養成をめざし、現在の修士課程を博士前期課程(2年)に改め、博士後期課程(3年)を開設する。後期課程の入学定員は年5人で「博士(保健福祉学)」の学位が取得できる。

中島副学長によれば、看護、栄養、社会福祉、リハビリテーションの四つの領域からなる保健福祉学の博士課程は、日本で初めてだという。

中村学長は「(博士課程設置により同大学が)保健福祉学における日本の"メッカ"になる」と強調。「これから多くの大学が保健福祉学の博士課程をつくるだろうが、そのお手本になるように気を引き締めて進めていきたい」と意気込みを語った。

亀井県議は「これまで博士をめざす同大学の優秀な学生が、県外に流出していた。博士課程ができたことで修了後も引き続き神奈川県、さらには地元の三浦半島で活躍してもらえたら」と期待を寄せた。

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