e現場の声受け復興加速へ

  • 2016.10.12
  • エンターテイメント/メディア

公明新聞:2016年10月12日(水)付



15日に党熊本復興会議を開催
衆院補選の野党共闘 共通政策が不明確と批判
記者会見で山口代表



公明党の山口那津男代表は11日午前、国会内で記者会見し、熊本地震の発災から半年を迎えることを踏まえ、15日に熊本市で党として「熊本県復興会議」を開催すると発表した。

山口代表は復興会議の目的について、同県益城町長らから復旧・復興に一段と力を貸してもらいたいとの要望を受けたことなどを踏まえ、「復旧・復興の状況を把握し、現場の声を受け止めながら国としての支援のあり方や、公明党のネットワークの力の生かし方について議論し、方向性をまとめたい」と述べた。

また、今月8日には阿蘇山で爆発的噴火が起きたことから、「降灰によるさまざまな影響も出ている。そうした声も受け止め、今後の支援に生かしたい」と力説した。

11日に告示された衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙で民進、共産など野党4党が候補を一本化したことに関しては、「共闘するのであれば、4党の共通政策を打ち出すべきだ。それを明確にしないまま協力することが、有権者に誠実な対応と受け止められるのか」と疑問を呈した。

一方、コロンビアの内戦終結に貢献したサントス大統領のノーベル平和賞受賞に関しては、9月に同国を訪問した際、同大統領と会談し、コロンビア和平で意見交換したことに言及。

政府と左翼ゲリラが結んだ和平合意を巡る国民投票が否決されたものの、両者とも和平の進展に前向きな姿勢を示していることに触れ、「日本の支援は重要だ。効果的なタイミングでできるよう政府と努力したい」と語った。

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