e学生の実情踏まえよ

  • 2016.09.28
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月28日(水)付



給付型奨学金の設計で
党PTが文科省と議論



公明党給付型奨学金推進プロジェクトチーム(PT、座長=富田茂之衆院議員)は27日、衆院第1議員会館で会合を開き、公明党の強い主張を受けて政府の「ニッポン1億総活躍プラン」に盛り込まれた給付型奨学金の創設をめぐり、文部科学省から制度設計の検討状況を聞き、議論した。

席上、文科省は給付型奨学金について、2017年度予算への関連経費計上と、来年の通常国会での法整備をめざす方針をあらためて表明。制度設計に当たっては、「本当に厳しい状況にある子どもたちへの給付型支援の拡充を図る」との基本的な考え方の下、対象者の選定や給付のあり方などを検討していくと説明した。

これを受けて富田座長は「意欲ある学生の進学断念がないよう、制度設計や財源確保などを進めなければならない」と強調。出席者からは、「入学金の負担が進学の障害になるケースもある」など、学生の実情を十分に踏まえた制度を求める意見が多数出された。

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