eコラム「北斗七星」

  • 2016.09.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月14日(水)付



<潮風すいこみ 考える/波がピカピカ 光るから/ぼくの心に 陽がのぼる/インドや ロシア 日本も/海が地球をつないでる/だから/地球は家族 ひとつだよ>◆「地球は家族 ひとつだよ」という詩(冨岡みち)の一節。「限界のない心」がテーマの開会式で始まったリオデジャネイロ・パラリンピックを見ながら思い出した。国をたがえる障がい者たちが技を競い合い、健常者たちが大会をサポートする◆そして、そんな場面で思い出すのが、リオデジャネイロで2012年に開かれた国際会議「リオ+20」で語られたムヒカ・ウルグアイ大統領(当時)のスピーチ。「わたしたちは、この惑星に、幸せになろうと思って生まれてきたのです」と◆ノーベル平和賞の候補にもなった彼はこうも語った。「人と人とが幸せな関係を結ぶこと、子どもを育てること、友人を持つこと、地球上に愛があること―こうしたものは、人間が生きるためにぎりぎり必要な土台」(『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』くさばよしみ編)◆スピーチのこの言葉と公明党の「希望が、ゆきわたる国へ。」が重なる。その実現へ向け公明党は、持ち味である「小さな声を聴く力」「生活実感に根差した政策実現力」「平和外交を進める力」を発揮し、全力で闘ってまいります。(六)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ