e水害1年、復興誓う

  • 2016.09.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月11日(日)付



堤防復旧現場で献花
茨城・常総市で石井国交相



昨年9月の関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊するなどした大規模水害から1年を迎えた10日、石井啓一国土交通相(公明党)は、茨城県常総市で開かれた復興祈念式典に参加した。式典では、被災住民ら約580人と1分間の黙とうをささげ、犠牲者の冥福を祈るとともにあいさつした。

この中で石井国交相は「一日も早い被災地の復興、被災者の生活再建とともに、災害に強い国づくりが重要」と強調。その上で国や県、鬼怒川下流域の7市町が進める「鬼怒川緊急対策プロジェクト」により、堤防の復旧や川底の掘削工事のほか、全国に先駆け常総市などで河川の洪水情報をメール配信する取り組みが進んでいると報告した。

式典後、石井国交省は、鬼怒川の水があふれた若宮戸地区の越水地点や上三坂地区の決壊現場を訪ね、新たに整備された堤防を視察。このうち上三坂地区の堤防上に住民が設けた献花台に花を手向けた。

続いて石井国交相は、市役所石下庁舎で神達岳志市長と意見を交わした。

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