eコラム「北斗七星」

  • 2016.09.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年9月3日(土)付



ニッポン中が沸いた五輪。これほどの大躍進は、その時に想像できなかった。今年の本紙新年号1面。鈴木大地スポーツ庁長官、パラリンピックに3大会連続出場の田口亜希さん、公明党山口那津男代表とのてい談企画である◆トップアスリートが練習拠点に構えるナショナルトレーニングセンターでの語らいは、時に熱く、終始なごやかに進んだ。今年のリオ、そして4年後の東京大会への思いは尽きず、気が付けば予定時間を超過していた◆てい談では三者の共通点も話題に。皆が挫折を経験して今があった。鈴木長官はソウル五輪の水泳背泳ぎで金メダルを取る前に腰痛を患い長期入院、選手生命の危機に立たされた。田口さんは25歳の時に突如、脊髄の病が原因で歩けなくなった。山口代表は衆院選で当選後、二度続けて苦杯をなめている◆再起を果たせたのは、周囲の温かな励ましと支え。この点も共通していた。田口さんの場合、知人の誘いから射撃と出合う。これがなければパラリンピック入賞はない。今も現役として幅広く活躍を続けている◆リオパラリンピックは日本時間8日に開幕。今回からは生中継でも熱戦が伝えられる。「アスリートは皆に応援されると、最高にテンションが上がるんです」(田口さん)。五輪同様、ワクワク感を持って応援したい。(広)

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