e現場第一で復興加速

  • 2016.08.18
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年8月18日(木)付



国民とともに 公明党の副大臣
復興副大臣
長沢広明氏



――復興副大臣に就任しての抱負を。

東日本大震災の初動対応から、岩手、宮城、福島の被災3県のほか、茨城、千葉両県の被災地にも足を運び、被災者に寄り添い復興を前に進めてきました。現場第一主義の復興副大臣として、被災者のニーズをくみ取っていきます。

特に、大震災から5年5カ月が経過し、地域ごとの実情によって被災者のニーズも異なります。復興庁が「司令塔」と「調整役」の二つの役割を担い、関係省庁と連携しながら、復興をさらに加速させていきます。

――今年度から5年間の「復興・創生期間」で重視する点は。

避難生活が長期化する中で、被災者の心身のケア、住宅・生活再建など切れ目のない支援が重要です。医療・介護の充実、産業・生業の再生など、生活の環境づくりに総力を挙げます。

また、「風化」と「風評」との闘いが特にこれからは重要です。東日本大震災の経験や教訓を国民全体で共有し続けるとともに、国内外に向けて復興の現状を伝える努力をしていきます。

――福島県を担当することになりましたが。

まずは、東京電力福島第1原発事故の収束と、避難住民の帰還後の生活再建に全力で取り組みます。中でも、浜通り地域に先端産業を集積する「イノベーション・コースト構想」の具体化を進め、福島の新しい希望を開く「新生福島」を築いていきます。

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