e「個人カード」普及に一役

  • 2016.08.08
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年8月8日(月)付



申請機能付き 証明写真機を市役所に
福島・白河市



社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度で使うICチップ入りの「個人番号カード」。福島県白河市はこのほど、同カードの普及に向けて、申請機能付きの証明写真機を市役所内に設置し、利用者から「とっても楽に申請ができて助かった」などと喜ばれている。

これは、申請に必要な証明写真の撮影と同時に、交付申請まで簡単にできるもの。交付申請書にあるQRコードを装置にかざし、音声案内に沿って操作すれば、5分足らずで作業を済ませられる。使用方法が分からない場合には、市民課の職員が教えてくれる。

設置に要する費用は業者側が全て負担。市には、売り上げの1割とともに、行政財産を貸し出す場所代として、今年度(10カ月分)は3万1400円が収入となる。 

公明党の室井伸一市議は今年の3月定例会で、個人カードの申請作業が特に高齢者にとって大きな負担であると指摘。「申請機能を備えた証明写真機の設置を」と訴え、市側から前向きな答弁を引き出していた。

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