e乳がんの早期発見へ

  • 2016.08.08
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年8月8日(月)付



自己検診用グローブを配布
埼玉・朝霞市



埼玉県朝霞市は7月から、乳がんの早期発見に役立つ自己検診用グローブの配布を開始している。推進してきた公明党の駒牧容子市議はこのほど、市保健センターで担当者と意見を交わした。

乳がんの患者数は、若い女性を中心に年々増加。同市においても、乳がん検診で毎年10人前後が、がんと診断されているが、早期に発見して適切な治療を受ければ、9割以上が治るとされている。

同グローブは肌に密着しやすい素材でできている。これを手にはめると指先の感覚がより敏感になり、素手では分かりにくい小さなしこりも見つけやすいという。

市ではがん検診時のほか、総合健診や子どもの3歳児健診、市が開催する「健康祭り」などのイベントでも同グローブを配布し、乳がん自己検診の啓発を図るとしている。市健康づくり課の坂田香織係長は「月1回のチェックが理想」とした上で、「このグローブをきっかけに、乳がん早期発見のチャンスをつくってほしい」と呼び掛けている。

駒牧市議は2015年12月定例会で、自己検診用のグローブを配布している他の自治体例を紹介し、早期導入を訴えていた。

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