eロボット産業が復興の柱

  • 2016.07.26
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2016年7月26日(火)付



先端技術の工場を視察
福島・南相馬市で高木副大臣



高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長=公明党)は25日、福島県南相馬市にある株式会社・菊池製作所の工場を訪れ、災害に対応するドローン(小型無人機)などロボット事業の現場を視察し、菊池功社長らと懇談した。

同社は、同県飯舘村や川内村に工場があるが、飯舘村出身の菊池社長が東京電力福島第1原発事故からの復興・再生に尽力したいと、今年4月から新たにロボット事業に特化した南相馬工場を稼働させた。

高木副大臣は、地上で計測できない放射線の計測を可能とするドローンなどを見学するとともに、菊池社長と懇談。浜通り地域に先端技術を集積する「イノベーション・コースト構想」の柱であるロボット産業の重要性に触れ、「廃炉作業にはロボットが不可欠で、廃炉だけでなく民生用途にも十分に活用したい」と強調した。

また、被災地の雇用促進などについても意見交換した。

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