e児童と学生が仲良く

  • 2016.07.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年7月13日(水)付



孤食防止へ交流イベント
埼玉・朝霞市



埼玉県朝霞市でこのほど、家庭の事情で1人で食事を取る「孤食」状態に陥りがちな子どものために、食事や遊びを通じて楽しいひとときを過ごす交流イベント「おへそ食堂」が開かれた。開催に携わった公明党の遠藤光博市議も参加し、子どもたちと交流した。

このイベントは食事の場の提供とともに、準備や交流を通して、他人を思いやる心や感謝の心を育むことが狙い。会場となった同市のコミュニティカフェ「世界のトモソダチcafeCOZY」(名取直子店長)には地域の小学生に加え、会場付近の東洋大学朝霞キャンパスに通う学生など約40人が集った。

参加者は食事の準備、会計、レクリエーション担当といった複数のグループに分かれ、大学生を中心に全員がスタッフとして運営に携わり、最後は完成したスパゲティなどの料理を囲み談笑。名取店長は「皆で協力して一つのことに取り組む中で、地域の方々と深くつながり合えるような運動にしていきたい」と語っていた。

以前から交流のあった遠藤市議と名取店長は、「孤食」を防ぐための活動がしたいとの思いで一致。実現に向けて、文化交流を推進するNPO法人や東洋大学のゼミと連携を取ったり、東京都豊島区の「椎名町こども食堂」を視察するなど、準備を進めてきた。

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