e豪雨災害の復旧急げ

  • 2016.07.12
  • 生活/生活情報

公明新聞:2016年7月12日(火)付



被災者が若松副大臣に要望
宮城・大和町



宮城県大和町でこのほど、「吉田川水害対策協議会」(吉川正憲会長)が設置され、1回目の総会が開かれた。これは昨年の関東・東北豪雨災害で氾濫した吉田川の復旧加速のため、被災した地域の住民らでつくったもの。若松謙維復興副大臣(公明党)、公明党の庄子賢一県議、犬飼克子町議が出席した。

冒頭、吉川会長は「河川整備の早期着工と洪水対策への迅速な対応をお願いしたい」と述べ、若松氏に要望書を手渡した。これに対して若松氏は、「安心して暮らせるように国としても尽力していく」と応じた。

この日、地域から集まった住民は約100人。豪雨災害の被災者は、「こんな思いは誰にもしてほしくない。早急な改善を」と訴えた。また、復旧事業に関わる仙台土木事務所、県土木部河川課などの担当者から進捗状況が報告されたほか、住民との意見交換が行われた。

吉田川は被災して約10カ月がたった今も、一部の護岸が崩れたまま。犬飼町議は、一日も早い復旧をめざし、公明県議と連携しながら対策に取り組んでいる。

協議会の設置を推進した代表顧問の庄子県議は、「国、県、町が一つになって、事業が進むように支援していく」と強調した。

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