e結果を出す自公連立

  • 2016.06.28
  • 情勢/社会
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公明新聞:2016年6月28日(火)付



成長で国、地域豊かに
伊藤候補(兵庫)を応援
安倍首相



27日、逆転勝利へ懸命に追い上げる参院選兵庫選挙区の伊藤たかえ候補(新)の応援に、安倍晋三首相が駆け付けた。神戸市で開かれた街頭演説会で、安倍首相は20分以上にわたってマイクを握り、「伊藤たかえさんは、今まで弁護士として法律を使って地域や庶民を守ってきた。今度は法律、政策をつくる場で活躍してほしい。厳しい戦いだが、どうか皆さん、伊藤さんに、お力を与えていただくよう、よろしくお願いします」と力強く呼び掛けた。

首相の演説要旨

この中で安倍首相は、最大の争点である経済政策について、民進党の前身である旧民主党の政権時と比較しながら、3年半に及ぶ自公連立政権の成果を力説。24年ぶりの高水準となった有効求人倍率や正規雇用の増加、最低賃金の大幅な引き上げなどを具体例に挙げ、「アベノミクスは失敗していない。でも道半ばだ。やめてしまえば、あの暗い時代に逆戻りしてしまう。やるべきことは、この道を力強く前に進んでいくことだ」と訴えた。

また、外国人観光客の急増や農林水産物の輸出額増加などにも言及し、「野党や一部マスコミからはできるわけがないと批判されたが、批判ばかりしていても何も生み出すことはできない。私たちは結果を出している」と強調。さらに「1億総活躍社会」や「地方創生」「成長と分配の好循環」を実現するため、自公連立政権で全力を尽くす決意を語った上で、「この参院選は、経済を成長させて国民、地域を豊かにする道を取っていくのか、あの暗い低迷した時代に逆戻りするのかだ」と指摘し、「投票用紙に伊藤たかえと書くことは、皆で前進しようという意思表示だ」と述べ、伊藤候補に絶大な支援を呼び掛けた。

三浦候補(神奈川)勝利も訴え

一方、安倍首相は同日午後、横浜市で行われた神奈川選挙区の三浦のぶひろ候補(新)の街頭演説会にも出席し、「自信を持って推薦した三浦のぶひろ候補を、皆さんの力で国会に送っていただきたい」と訴えた。

安倍首相は、中小企業に対して思い切った減税措置などを行った結果、旧民主党政権時代に比べて倒産件数が3割も減少したと強調。「これからも中小企業・小規模事業者を応援し、地域を豊かにしていく」と力説した。

防衛大学校の教官を務めてきた三浦候補は、「私は防衛省の予算で平和のために仕事をしてきた。(自衛隊を)憲法違反とか、(防衛費を)"人殺し予算"などと呼ぶ輩に負けるわけにはいかない」と力を込めた。

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