e不要な衣服を海外の必要な人へ

  • 2016.06.21
  • 情勢/国際

公明新聞:2016年6月21日(火)付



党九州方面青年局がプロジェクト実施



公明党九州方面本部青年局(濱地雅一局長=衆院議員)は、今年2月から5月まで不要になっ衣服を回収し、世界各国で必要としている人々に届ける「One Step(ワン・ステップ) プロジェクト」を九州各県で実施した。公明党の高瀬ひろみ女性局次長(参院選予定候補=福岡選挙区)と、あきの公造参院議員(同=比例区)が、プロジェクトリーダーとして各地で協力を呼び掛けた。

集まった1万着をNPO通じ各国に

同プロジェクトは、九州の各県で開催された青年時局講演会や街頭演説会、VOICE ACTION(ボイス・アクション)などの会場で実施した。

同プロジェクトに応じた人たちからは「海外で働いていたとき、衣服が少ない現状を目の当たりにした。少しでも多くの人の役に立ちたい」「私は東日本大震災で被災し、そのとき、海外から援助を受けた。恩返しがしたい」などの声が寄せられたほか、メディアでも取り上げられるなど、大きな反響を呼んだ。九州全体で合計1万着以上の衣服が集まった。

これらの衣服は、衣料品を必要としている世界各地の人々に、衣料品を寄贈する活動を展開している特定非営利活動法人(NPO法人)「日本救援衣料センター」(春日和夫理事長)を通じて、各国の人々のもとへ届けられる。

同青年局の代表は今月8日、大阪市内の同センター事務局で春日理事長と尾関之信事務局長に会い、プロジェクトの終了報告を行った。席上、春日理事長は「公明党九州方面本部青年局の協力に大変感謝している」と謝意を表明し、感謝状を贈呈。さらに、同理事長は「衣服は、発展途上国をはじめ多くの国々で必要とされている。今後も継続して協力してほしい」と述べた。

高瀬さん、あきの氏 リーダーとして推進

同プロジェクトを進めてきた高瀬さんと、あきの氏は「九州の青年党員、支持者が一つになって取り組むことができた。今後も、世界中で困っている人を救うために、取り組みに協力していきたい」と語っている。

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