e都市農業の振興策探る

  • 2016.06.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年6月14日(火)付



東京・練馬区で酪農視察
佐藤政務官、高木(美)さん



佐藤英道農林水産大臣政務官(公明党)は13日、東京都練馬区大泉学園町で酪農業を営む小泉牧場を訪れ、本格的な都市農業振興への課題について現場の声を聞いた。これには、公明党都市農業振興プロジェクトチーム座長の高木美智代衆院議員も同行した。

同牧場は、東京23区内に唯一残る酪農家として乳牛48頭を飼育。中央酪農会議の「酪農教育ファーム」認証牧場として、小・中学校の総合的な学習の時間に活用されるなど、年間約1万2000人が訪れる。

同牧場の3代目となる小泉勝さんは、生産緑地の指定を受けることで農地に認められる相続税の納税猶予が畜舎の敷地には適用されないことに言及。「酪農体験を通して子どもに食と命の大切さを学べる場所を守り続けるためにも、何とかしてほしい」と訴えた。

高木さんは「都市で営農を続けるためには税制上の優遇措置が必要。現場の声に応えていきたい」と強調。佐藤政務官も「しっかり応援していく」と語った。

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