e熊本地震 宿泊施設の被害深刻

  • 2016.05.23
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年5月22日(日)付



江田氏 南阿蘇村で実態調査



公明党の江田康幸衆院議員(党熊本県本部代表)は21日、熊本地震で大きな被害を受けた同県南阿蘇村を訪れ、宿泊施設の経営者らから被害状況について話を聞いた。これには、森元秀一・阿蘇市議も同行した。

同村河陽でペンションを経営する早川洋一さん(69)は、現在も地面の亀裂が広がっており、不安な日々が続いていると説明。その上で、「建物の倒壊や道路の寸断により経営再開の見通しも立たない。復旧・復興に向けた早急な支援をお願いしたい」と訴えた。

江田氏は「阿蘇地域の観光復興は喫緊の課題であり、施設や設備の復旧を直接支援するグループ補助金の創設など、再建が進むよう全力を挙げる」と語った。

これに先立ち、江田氏は、阿蘇大橋が崩落し、南阿蘇村の中心部と分断された立野地区の住民が避難する大津町の本田技研体育館を訪れ、被災者を見舞った。

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