e京大iPS細胞研 先端医療の成果に期待

  • 2016.05.17
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2016年5月17日(火)付



竹内副大臣 山中所長らと懇談



竹内譲厚生労働副大臣(公明党)は16日、京都市にある京都大学iPS細胞研究所と医学部付属病院先端医療機器開発・臨床研究センターなどを視察し、研究の現状や課題について、ノーベル生理学・医学賞受賞者でiPS細胞研究所の山中伸弥所長らと懇談した。

このうちiPS細胞研究所では、山中所長らの案内でヒトのiPS細胞から作製した心筋細胞が動く様子を顕微鏡とモニター画面を使って確認。山中所長が、さい帯血由来のiPS細胞作製を進める法整備などに触れ、「多大な尽力のおかげで、今までできなかったことが随分と前に進むようになった」と感謝を述べたのに対し、竹内副大臣は「これからもできる限りの支援を重ね、国民にとって安心と希望の医療体制をつくりたい」と応じた。

一方、先端医療機器開発・臨床研究センターでは、松田秀一センター長から産官学連携の医療機器開発について説明を受けた。その後、竹内副大臣は乳がん検診時に受診者の身体的負担が軽い光超音波マンモグラフィーなどを視察した。

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