e熊本地震で透析針を寄贈

  • 2016.05.09
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年4月29日(金)付



公明の連携プレーで被災地に命守る善意



被災地の医療現場で役立てて――。公明党熊本県本部の前田憲秀副幹事長(県議)は27日、県庁内で県薬務衛生課の大川正晃課長と会い、党福岡県本部を経由して、東京都練馬区で医療器具を取り扱う民間会社から寄贈された透析針2000本を手渡した。

透析針は、同区議会公明党の内田啓典議員が、親交のある民間会社から「熊本地震の被災地へ人工透析患者が使う針を送りたいが、どこに送れば良いのか」との相談を受けたことがきっかけ。

内田議員は、党熊本県本部と連絡を取り、こうした善意の申し出について相談した結果、交通網の寸断などによって物流が止まる可能性があったことから、党福岡県本部を経由することが決まり、今回の寄贈が実現した。

席上、大川課長は「熊本県は透析患者が多いので患者のためになる支援に感謝したい」と述べ、「県透析施設協議会を通して各医療機関へ届けていきたい」と語った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ