e公明党を語ろう 人間主義貫く姿を多くの人に

  • 2016.04.27
  • 情勢/解説

公明新聞:2016年4月27日(水)付



29日から春の大型連休がスタートする。久しぶりに友人、知人と会い、親睦を深める機会も増えるのではないか。公明党への理解を深める絶好のチャンスにしたい。

公明党は「中道主義」に立脚した、生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義を実践している政党である。それは、これまで積み上げてきた実績や行動に表れている。

例えば「生命」の分野。断続的に発生する余震の中、今も多くの人が避難生活を送る熊本地震では、地方議員と国会議員、党県本部などが連携して救援物資の搬入をスムーズに行い、被災者のニーズを政府への緊急要請に盛り込むこともできた。

自ら被災しながら地域の復旧に奔走する議員もいる。「大衆とともに」の立党精神を体現し、徹して被災者と一緒に歩みを進める姿は、5年前に発生した東日本大震災の場合も変わらない。「被災者に寄り添う姿勢は一貫し、信頼できる政党」とは、宮城県の村井嘉浩知事の評だ。

「生活」でいえば、消費税率が10%に引き上げられるのと同時に軽減税率を導入することを自公政権として決めた。「社会保障の維持・充実に増税が必要でも、せめて食料品は税率を安くしてほしい」という庶民の声に応えたものだ。

奨学金制度の充実も進めている。今年は学生の卒業後の所得に応じて月々の返還額が変わる「所得連動返還型奨学金」を創設した。今夏の参院選を前に各党が主張し始めた、返還の必要がない「給付型奨学金」も、公明党がかねてから訴えている政策である。

一方、「生存」では、平和安全法制の議論で「平和の党」としての役割を発揮した。関連法の制定に前後して山口那津男代表ら党幹部が韓国、中国を訪れ、両国首脳との会談を通して日中韓首脳会談の環境を整えるなど、外交面での関係改善に道筋を付けた。

また26日に政府へ提出した「1億総活躍社会」の実現に向けた提言では、非正規労働者の待遇改善、長時間労働の是正、女性や障がい者といった社会的に弱い立場の人を大切にする施策を盛り込んだ。

どこまでも人間主義を貫きつつ、政権与党として責任ある政治にまい進する公明党を強調

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