e農家の競争力を向上

  • 2016.04.21
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年4月21日(木)付



輸出促進の支援訴え
衆院TPP特委で岡本氏



19日の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で公明党の岡本三成氏は、TPPを機に日本の農家が国際競争を勝ち抜く力ある農家となるための支援策について質問した。

岡本氏は、海外から高く評価されている日本の最高級和牛やブランド野菜などの農産物について、「販路さえ開拓できれば国際市場での販売が増える」と力説。一方で、農家に輸出を促す具体策が不十分だと指摘し、「世界各国の消費者ニーズを踏まえたマーケティング戦略をしっかりと取るべきだ」と訴えた。

齋藤健農林水産副大臣は「非常に重要」との認識を示し、輸出促進への取り組みを強化する方針を示した。

また、品質や生産性の向上をめざす農家への支援として岡本氏は、農業のさらなるIT化と農業経営にたけた人材育成を主張した。

農水省側は、ITによる競争力の強化と、経営の視点も含めた人材育成の充実に取り組む考えを示した。

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