e総活躍プラン 策定に総力

  • 2016.03.31
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月31日(木)付



16年度予算 前倒し執行
自公党首が確認



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は30日昼、首相官邸で懇談し、成立した2016年度予算の前倒し執行とともに、5月に取りまとめる予定の「ニッポン1億総活躍プラン」の策定に向け、具体的な中身を検討していく方針を確認した。

この中で山口代表は、世界経済の減速懸念が強まる中、国内の景気を下支えするための経済対策に関して、同プランの検討と併せ、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の成果を踏まえ、「与党としての考え方を打ち出せるようにしたい」と強調。安倍首相も政府として検討する考えを示した。

また、伊勢志摩サミットに関して、山口代表は「世界経済で日本がリーダーシップや、存在感を発揮できるよう与党としてバックアップする」と力説した。

このほか両党首は、4月から審議が始まる環太平洋連携協定(TPP)承認案と関連法案の成立をめざし結束することや、来年4月の消費税の軽減税率導入に向けた準備を着実に進めることで一致。さらに、4月の衆院北海道5区の補欠選挙、今夏の参院選の勝利に向けた選挙協力について、与党として力を合わせて進めていくことも確認した。

これに先立ち、両党首は、首相官邸の庭を散策し、桜の花を観賞しながら懇談した。

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