eカネミ油症救済 患者2世も対象に

  • 2016.03.17
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月17日(木)付



認定基準見直しで
党プロジェクトチームに被害者団体



公明党のカネミ油症問題対策プロジェクトチーム(PT)の江田康幸座長と遠山清彦事務局長(ともに衆院議員)は16日、衆院第2議員会館で、西日本を中心とする戦後最大の食品公害「カネミ油症」の被害者団体から要望を受け、意見交換した。山本博司参院議員が同席した。

団体側は、2012年9月に施行されたカネミ油症救済法に基づき、施策のあり方について見直すための協議が続けられていることに言及。新たな支援措置として、油症被害者と同居していた家族を患者とみなす「同居家族認定」基準を実態に応じて見直し、油症発生の翌年となる1969年以降の出生で油症被害に苦しむ患者2世を救済対象に加えることなどを求めた。

江田、遠山の両氏は「重く受け止めたい」と述べ、政府と緊密に連携して支援措置の見直しに関する議論を深める考えを示した。

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