e日本の技術を海外に展開

  • 2016.03.01
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年3月1日(火)付



知的戦略で意見交換
避雷器メーカーで中野氏と伊藤さん
兵庫・尼崎市



公明党の伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)は29日、中野洋昌衆院議員と共に、兵庫県尼崎市にある音羽電機工業株式会社(吉田修社長)を訪れ、世界進出に向けた知的財産権の活用について意見交換を行った。

音羽電機工業は、避雷器などを製造する国内唯一の雷対策の専門メーカー。避雷器に用いられる特殊な素材の製造技術が強みで、同社製の避雷器は、国内の電柱の7割に使われているほか、国産初のジェット旅客機や、東北新幹線などに搭載されているという。

吉田社長は、海外展開への知財戦略について「国際特許を得るための補助金交付のスピードが遅い。中小企業の外国での出願を支援してほしい」と要請した。

弁護士として知財問題に携わってきた伊藤さんは、「日本、兵庫の優れた技術を海外展開しやすい環境をつくりたい」と述べた。

これに先立ち、一行は尼崎市公設地方卸売市場を訪問。軽減税率導入に伴う業者の事務負担の軽減などで意見を交わした。真鍋修司市議が同行した。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ