e生活困窮者の自立支える

  • 2016.02.23
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年2月23日(火)付



兵庫・伊丹市の取り組み視察
山本(香)さん、中野氏と伊藤さんら



公明党の山本香苗女性局長(参院議員)と中野洋昌衆院議員は22日、伊藤たかえ同局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)と共に、兵庫県伊丹市で生活困窮者支援の現場を視察した。同県議会公明党・県民会議の坪井謙治、篠木和良の両県議、篠原光宏市議が同行した。

生活困窮者自立支援法の施行を受け、同市は昨年、県が認定する困窮者支援の民間業者と、競争入札によらず任意で公共事業の契約ができる基準を策定。市担当者によると、隣接する川西市が今年、同様の基準を策定した以外には「全国でもまれな取り組み」という。

一行が訪れたのは、同市と契約する「伊丹市雇用福祉事業団」(髙木哲次代表理事)。街路樹管理などの仕事を請け負い、困窮する高齢者や若者の働く場の確保など自立を支援することで、昨年は、15世帯が生活保護受給に至らずに済んだという。弁護士として路上生活者支援に携わってきた伊藤さんは、「困窮者を支える取り組みをさらに広げていきたい」と話していた。

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