e農業、観光で地域振興を

  • 2016.02.22
  • 情勢/社会

公明新聞:2016年2月21日(日)付



若手経営者らと懇談
伊藤さん 兵庫・淡路島を視察



公明党の伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)は20日、農業と観光の振興策を探ろうと兵庫県淡路島を視察した。

伊藤さんは同島南端・南あわじ市の伊吹農園の経営者・伊吹智則さん(36)と懇談。伊吹さんは「淡路島たまねぎ」のブランド力を生かした販路開拓などに触れ、「やり方次第で十分な収益が出る」と強調し、「農機などの初期投資が高く新規就農は大変。目先でなく未来を見越した農業へのサポートを」と要望した。

また、伊藤さんは同市の「うずの丘・大鳴門橋記念館」を訪問。同館運営会社の飛田俊紀社長は「淡路の観光の軸は『食』。たまねぎや海産物でアピールしたい」と語り、「島内への交通アクセスの改善などが今後の鍵」と述べた。

さらに伊藤さんは同島中央部の洲本市を訪れ、島の持ち味を生かした商品開発を行う厚生労働省の委託事業「淡路はたらくカタチ研究島」を視察。名産品とクリエーターらの創造力をつなぎ生み出された観光ツアーや商品の説明を受け、伊藤さんは「農業などを生かした、新たな観光や雇用を生む事業を応援したい」と話していた。

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