eコラム「北斗七星」

  • 2015.12.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月24日(木)付



「いそがしく時計の動く師走哉」(正岡子規)。今年もあと1週間。時間のたつのが早く感じられ、慌ただしさが募る年の瀬の風景は、今も昔も変わらないようだ◆めまぐるしいといえば、対立・分裂、合流、再編...離合集散を繰り返す政党の動きに国民は戸惑うばかりだ。「選挙目当てで『数合わせ』を優先させ、理念や基本政策の一致を怠ったツケ」(読売新聞)といえる。有権者が貴重な1票を投じても、その政党が議員任期途中で消えるようなら、有権者の負託には応えられない◆理念や政策なき野合との指摘とともに、中北浩爾・一橋大学大学院教授は「党員や支持者といった"重し"を持たない政党は、党首などの意向で方針が二転三転してしまう」と分析する。有権者との結び付きが弱まれば、政党は根無し草となり衰退していくが、中北氏は「公明党は、しっかりした支持者や党員を持ち、地方議員がくみ取った声を国会議員に届ける力がある」と◆来年は公明系無所属候補が国政(参院)に初進出して60年の節目。「新しい民衆の代表を政界に送ろう」との当時の庶民の思いは、「大衆とともに」の立党精神に直結し、今日の党発展の淵源となった◆地域に深く根を張り、草の根の民意を政治に反映させる。公明党は大衆直結の闘いを力強く展開していきたい。(紀)

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