e議員の言動が政党の評価を左右

  • 2015.12.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月23日(水)付



公明党福岡県本部は12日、福岡県商工会議所連合会(礒山誠二会長)との政策要望懇談会を開催した。党からは山口那津男代表と共に九州・沖縄選出の国会議員と県本部の代表らが出席。商工会からは県内の19商工会議所の役員など約40人が参加した。


会議も終盤に差し掛かったころ、商工会側の男性が「先日、他党とも同様の会議を行った」と口を開いた。男性は、その会議に出席していた国会議員から「こんな会合をやってどうなるのか」と吐き捨てるように言われたことを述懐。「その姿勢に正直、がっかりした......」と率直な心情を吐露した。


一方で男性は、懇談の中で企業経営に関わる税制改正の内容などを丁寧に説明した公明党の国会議員に謝意を示し、「公明党に頑張ってほしい」とエールを送った。商工会側から挙げられた要望内容は、地方創生を担う中小企業の活動基盤の強化や、県南地域で深刻な不漁が続くノリ養殖業への支援策など、いずれも地域経済の重要課題ばかりだった。


要望内容を聴いた山口代表は、「貴重な意見を頂いた。一つ一つの声を受け止め、党の役割を果たす」と力強く答えた。政策要望や市民相談に臨む議員の心ない言動によって、政党への評価が下がり、ひいては政治そのものに対する有権者の信頼が損なわれることがある。他山の石とし、明年の参院選勝利へ勇躍前進していきたい。

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