e福岡から観光立国実現

  • 2015.12.07
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月6日(日)付



石井国交相、高瀬さんら 集客力アップへ施策探る



石井啓一国土交通相(公明党)は5日、福岡市の博多港と福岡空港を訪れ、アジアを中心に訪日外国人が増加する中、集客力の高い観光地域の実現をめざす福岡県と市の取り組みを調査した。公明党の河野義博参院議員、高瀬ひろみ党女性局次長とともに、福岡県議、市議が同行した。


一行は、福岡市の高島宗一郎市長と博多港周辺や市中心街を一望できる博多ポートタワーを訪問。続いて、今年5月に供用を開始した博多港中央ふ頭のクルーズセンターを視察した。大型化するクルーズ船の着岸や2隻同時の着岸が困難な現状を踏まえ、高島市長は「同時着岸にも対応する岸壁の延伸整備を早期に実現したい」と要望した。


その後、石井国交相らは福岡空港を訪れ、混雑の解消をめざし、計画中の滑走路増設の課題について担当者と意見を交わした。


これに先立ち、福岡県の小川洋知事から県内の空港機能の充実とともに、国が検討する特例通訳案内士制度の継続などの要望を受けた。


一連の視察で、石井国交相は「都市と交通機能がコンパクトである福岡が、日本の観光振興をリードしている」と述べ、要望内容については「大事な施策」とし、前向きに取り組む考えを示した。高瀬さんは「博多港と福岡空港の整備の重要性を実感した。アジアの玄関口である福岡から観光立国の実現に取り組みたい」と語っていた。

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