eコラム「北斗七星」

  • 2015.12.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年12月2日(水)付



今年も残り1カ月を切った。新年を迎える準備や仕事納めへ向け師走は"大忙しの月"という人が多いはず。ただ、「一年の計は元旦にあり」ということから考えれば、12月はこの一年を振り返り反省し、明年の"計"を定める月でもある◆"計"とは目標・計画、そして到達するまでの行動を指す。受験生に学習計画の立て方をアドバイスしている専門家は、目標は"楽しいと思えるものを"と薦める。目標達成のその日が来るのを楽しみにできるからこそ行動を持続できるという◆北斗子も何年間か中断していた日記を再開する決意を持って今年を出発した。就寝前に記入するようにしたが、3月12日で途切れてしまった。考えれば"何のために日記を書くのか"がはっきりせず、楽しい目標になっていなかったのか、忙しさにかまけて後回しにしてしまった◆党組織でも明年へ向け、さまざまな検討が行われている。東京都内のある区では、例年にも増して街頭演説に力を入れる用意を進めているという。これまでも節目節目で行ってきたが、来年は議員がペアで週何回という具体的な行動計画を作り実行すると意欲的だ◆2016年の公明党の「一年の計」は言うまでもなく参院選の勝利。来年、党組織をより強靱にし前進させるためにも、この12月を大切にしたい。(爽)

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