e住民の安心確保に全力

  • 2015.10.13
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年10月11日(日)付



鬼怒川決壊から1カ月
石井国交相、常総市(茨城)へ



石井啓一国土交通相(公明党)は関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから1カ月が経過した10日、深刻な浸水被害に遭った茨城県常総市を訪れ、被災住民の生活再建への課題を探るとともに、堤防の本格復旧と再発防止に向けた鬼怒川全体の堤防改修に取り組む考えを明らかにした。


石井国交相は堤防の決壊現場を視察し、復旧状況を確認した後、203人が避難生活を余儀なくされている「水海道あすなろの里」を訪問。避難者からは、住まいの確保や道路の早期復旧を望む声が上がった。市によると、10日現在で市内外11カ所の避難所に408人が避難している。


このほか、石井国交相はJA常総ひかりの施設や、10日に全線で運転を再開した関東鉄道常総線の駅を見て回った。


視察後、石井国交相は「被災者の生活の再建が喫緊の課題だ」として「住民の安心の確保に全力で取り組む」と強調。さらに、鬼怒川全体の堤防改修について「緊急的、集中的に改修を行うよう指示をした」と述べ、「河川激甚災害対策特別緊急事業」を活用し、今後約5年間で堤防の強化と堤防がない「無堤地区」の解消を推進する考えを示した。

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