e改修で建物を長寿命化

  • 2015.10.08
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年10月8日(木)付



老朽化対策で学校を視察
党文科部会



公明党文部科学部会(浮島智子部会長=衆院議員)は7日、学校老朽化対策の先進的な事例として神奈川県川崎市の小学校を視察した。地元市議も同行した。


全国の公立小中学校については、建築後25年以上を経過した建物が保有面積の約7割を占めるなど老朽化が深刻。文科省は2013年に長寿命化改良事業をスタートさせ、建て替えではなく改修による再生を図ることで、費用を抑えつつ建て替え同様の教育環境確保を進めている。


一番古い建物で築50年以上経過している同市立西丸子小学校(伊東芳男校長)は、今年7月に校舎の改修工事が終了。トイレの快適化や、内装の木質化、教室を暖かみのある空間に改修した。また、屋上に太陽光パネルを設置し、環境にも配慮した造りに生まれ変わった。


その後一行は、来年同様の改修工事が行われる同市立玉川小学校(滝澤真一校長)で、天井が雨漏りしている現状などを確認した。


視察後、浮島部会長は「環境改善のために予算確保に全力を注ぐ」と述べた。

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