e早期復旧に全力尽くす

  • 2015.10.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年10月4日(日)付



暴風襲った与那国島(沖縄)視察 
台風21号禍で河野氏ら



公明党の河野義博沖縄方面副本部長(参院議員)は2、3の両日、台風21号の接近で国内観測史上4番目の強さとなる最大瞬間風速81.1メートルを記録した沖縄県の与那国島(与那国町)を訪れ、被害状況を見て回るとともに、被災した住民らを見舞った。党沖縄県本部の平良秀之・石垣市議、仲田政美・豊見城市議、三盛克美・竹富町議が同行した。


同島を襲った猛烈な暴風は島内に甚大な被害をもたらし、全・半壊を含む300戸超の住宅が損壊。防風林を根こそぎ倒し、風力発電の羽根をへし折った。また防波堤を破壊し、漁船も被害に遭い、電柱約40本がなぎ倒され、長時間にわたって各地で停電。電話も不通になり、住民生活は混乱を極めた。3日現在も一部で停電が続いている。


「あんな台風は今まで一度も経験したことがない」。河野氏らが見舞った住民らは、一様に口をそろえてこう話した。米吉幸子さん(65)は「電話もつながらない、電気もこない、大きなコンテナは道に転がり、物も飛んでくる。本当に恐ろしかった」と声を震わせた。松本幸太郎さん(65)も「『ゴー』と、猛烈な風がずっと吹き続けていた。風圧で畳も浮き上がり、家も揺れた」と恐怖を語った。


また河野氏らは2日、同町役場で外間守吉町長と会い、被害の概要などについて聞いた。この中で外間町長は「早急に支援をしてもらいたい」と述べ、早期復旧への協力を要請したほか、電柱被害のないよう電線の地中化などを強く要望。河野氏は復旧に全力を尽くしていくと強調し、「県、町と連携してサポートしていく」と応じていた。

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