eコラム「北斗七星」

  • 2015.08.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年8月27日(木)付



古代ギリシャの"医学の父"ヒポクラテスは100歳近くまで生きた、との説がある。長寿者には歯が多く残っているのを診て、歯と健康の関連に気付き、自らも歯を大切にしたからだとか◆虫歯や歯周病は、全身に悪影響を及ぼす。高齢者が、食べ物や唾液を誤って気管や肺に飲み込むと誤嚥性肺炎となることも。原因の大半は、歯周病菌だという◆誤嚥性肺炎は、大規模災害で避難生活が長引くと増える。阪神・淡路大震災では、震災関連死の24%が肺炎で、その6割は誤嚥性の可能性が推測された。以来、災害時に歯科医療分野の救護活動が強化され、肺炎予防などに効果を上げている◆東日本大震災の大津波で、岩手県沿岸部では"無歯科医地区"が続出した。交通手段も奪われ、被災者は訪問による歯科診療を望んだが、当時、「常時寝たきり」が診療報酬の要件。歯科医のボランティアに頼るのも限界がある。要件緩和を県歯科医師会から要望された公明党の、おのでら好県議は、間髪を入れず国会議員と連携。公明党の地方と国のネットワークの働きで要件が緩和され、被災地で、歯科治療を受ける機会が広がった◆公明党には、被災者の思いに応え、復興を担う力がある。(川)

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