e"若者の声"政治に届けて

  • 2015.08.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2015年8月5日(水)付



青年政策さらに進める
高校生100人が国会議員と対話集会
山口代表ら 18歳選挙権の意義強調



若者の政治に対する関心を高めるため、NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」が主催する、高校生と国会議員による対話集会が4日、衆院第1議員会館で開催された。これには、100人を超える高校生らと共に、公明党の山口那津男代表ら与野党の代表者、多数の国会議員が参加した。


同イベントは、高校生が普段接することが少ない国会議員や有識者と討論をすることにより、政治に対する意識を高めることが目的。今回で5回目の開催となった。


各党代表者によるあいさつの中で山口代表は、来年夏の参院選から「18歳選挙権」が実現することを踏まえ、若者の投票行動に言及。(1)自分たちの主張や要望に合った政治勢力を自らの責任で選ぶこと(2)将来を考え長期的な視野に立って物事を見ること(3)各政党の主張を真摯に受け止め、複眼的に捉えること―が重要だとして、「試行錯誤を重ねながら、社会や自分に恥じない選択をしてほしい」と若者の政治参加にエールを送った。


また、公明党が若者の声を反映しながら前進させている青年政策に関して、「アピール性のある具体的な施策を訴え続けていく」と述べた。


イベントでは、高校生と各党の国会議員らが少人数に分かれ、憲法、平和、原発・エネルギーなどのテーマごとに討論。


公明党の中野洋昌学生局長(衆院議員)と新妻秀規青年局次長(参院議員)が参加したメディアリテラシー(情報を読み解く力)に関するグループ懇談では、高校生から「学校で身に付けるための授業を行うべき」「自分で体験しながら学んでいくことが大事」といった声が上がった。


公明党の富田茂之衆院議員は、エネルギー問題をテーマに高校生と活発に意見を交わした。


同集会の終了後、中野学生局長は「高校生が政治や社会に対して高い意識を持ち、素晴らしいことだ」と感想を述べた上で、「公明党は若者の声をさらに政治に反映していくために、全力で取り組む」と強調した。

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