e難病対策の具体化へ

  • 2015.06.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月19日(金)付



基本方針の骨子案で議論

党合同会議



公明党の難病対策推進本部(本部長=江田康幸衆院議員)と厚生労働部会(部会長=古屋範子副代表)は18日、衆院第1議員会館で合同会議を開き、16日に厚労省の難病対策委員会で示された難病対策の基本方針骨子案について、同省の担当者と意見交換した。


基本方針は、医療や研究、療養などの対策を総合的に進めるため、難病医療法に基づいて厚労相が定めるもの。現在、8月下旬以降の告示をめざしている。


江田氏は基本方針について「厚労省が今後、徹底して行う基本的な事項が盛り込まれる。大変に重要だ」と強調。骨子案に関しては、国が「医療提供体制の具体的なひな形」の検討を進めるとした記述に触れ、「方向性を早く示すべきだ」と訴えた。また研究や療養支援などで、成人の難病と小児慢性特定疾病との連携を明確にするよう求めた。このほか出席者らは、就労支援の充実などを要請した。

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