e古墳群を世界遺産に

  • 2015.06.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月16日(火)付



百舌鳥・古市

北側副代表ら 7年度登録へ要望



超党派の「百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を推進する議員連盟」などは15日、文部科学省で下村博文文科相に対して、同古墳群を世界文化遺産に推薦し、2017年度の登録実現をめざすことを要望した。公明党から同議連幹事長の北側一雄副代表が参加した。


同古墳群は、大阪府の堺市、羽曳野市、藤井寺市の3市にまたがる巨大古墳群。日本最大の「仁徳天皇陵古墳」や「応神天皇陵古墳」など200メートルを超える巨大前方後円墳も含まれる。


席上、北側副代表は「日本が国家として形成される大事な時(古墳時代)に前方後円墳は全国に普及した。その代表例が百舌鳥・古市古墳群だ」と文化、歴史的な価値を強調し、推薦と登録実現を訴えた。


下村文科相は、同古墳群の価値を評価した上で、議連に対して文化審議会が登録推薦案件を選定する7月に向けたさらなる取り組みを求めた。


要望後、北側副代表は「登録実現を後押しし、行政とタイアップして環境づくりを進めたい」と述べた。

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