e統一選全員当選へ総力

  • 2015.02.23
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月23日(月)付




商品券活用し消費喚起

観光振興へ投資呼び込む

関西で山口代表



京都、大阪の予定候補9氏が力強く決意表明



公明党の山口那津男代表は22日、統一地方選挙の激戦区がひしめく関西を訪れ、厳しい情勢が伝えられる党予定候補9氏らと共に、京都、大阪の計4会場で街頭演説を行った。山口代表は全員当選をめざし全力で戦い抜く決意を訴え、詰め掛けた党員、支持者ら聴衆に力強い支援を呼び掛けた。


山口代表は、京都や大阪について「世界中の人を引きつけてきた国際都市」などと述べ、観光振興へ一層力を注ぐ意向を表明。各地に根付く産業や商業、伝統工芸などに触れ、「外国も関西のどこに投資するか目を向け始めた。新しい力を呼び込み、若い人たちが働き暮らし続けられる地域をつくりたい」と述べた。


また山口代表は、国の今年度補正予算に盛り込まれたプレミアム付き商品券に関し、「暮らしを助けるため公明党が実現させた」と力説。以前、大阪府で発行された同商品券が、大きな経済効果を生んだことを紹介するとともに、京都市が補正予算案に2割のプレミアム付き商品券発行を計上したことなどを報告。「夏のボーナスに合わせ、皆さんの手元に届けたい」とし、消費を喚起するプレミアム付き商品券の実現へ、党を挙げて取り組む考えを示した。


さらに山口代表は、防災や福祉、環境など多彩な分野で活躍してきた予定候補の経歴や実績を紹介。「押し上げていただきたい」と絶大な支援を訴えた。


各会場では予定候補が必勝への決意を表明。京都で林まさき府議(府議選予定候補)は防災や感染症対策の実績を強調し、「命を守る政策を最優先で進める」、青野ひとし市議(市議選予定候補)は「住民の思いを形にするため全力で戦い抜く」、西山のぶまさ党市地域政策委員長(同)は「若い力を生かし、世界に誇れる京都をめざして走り抜く」と述べた。


大阪府議選に挑む、かきみ大志朗府議は「2期8年で7000件の府民相談を受け、皆さまの声を形にしてきた」、ひご洋一朗府議は、浸水対策などの実績を訴え、「これからも府民のための政治を進める」、うつみ久子府議は「女性の目線を生かし、きめ細かい政策の実現に全力で取り組む」と力説した。


一方、大阪市議選予定候補の島田まり市議は「医療、福祉、介護の専門家の視点で市政を前に進める」、山本とも子党大阪市北区市政策委員長は「新しい力で介護の充実、地元経済の発展をやり遂げる」、大西としかず党大阪市此花区市政策委員長は「正蓮寺川公園の整備を進め此花の未来を断固開く」と勝利を誓った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ